ネパールのバンダ再来?

2019年7月29日
外務省から渡航注意の情報が出ました。なんと、カトマンズを含む地域でバンダが計画されている!と。バンダは、商店の営業休止、通行止めなどをマオイストが強要するものです。96年のマオイスト蜂起から07年、国王が退陣するまで全土で続いたものですが、それがまた再来するとは!!
 
 2000年の年末に行ったツアーでも、バンダに鍛えられました。到着日にバンダが始まり、ツアー行程の順番を急遽逆にすることに!それでもナガルコットからの帰路は通行止め。中腹からチャングナラヤン、バクタプールまでをのんびりと歩くことに。でも、普通は車で通りすぎてしまう道々や集落での出会いもあり、塞翁が馬ともなりました。写真は、チャングナラヤンからバクタプールへの途中、ここに暮らす母親と姉妹と。  
 バンダの理由は、マオイストチャンド派のメンバーが献金強要で逮捕されたこと・・らしいです。でも、現政権はネパール共産党、つまりマオイストです。相変わらずよくわからないネパール。
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在ネパール日本国大使館
 当館が入手した情報によれば、マオイストチャンド派(Biplav group)が7月31日(水)終日、ネパールのBagmati、Narayani、Janakpur(Ramechhap、Dolakha)地域においてバンダ(ゼネラルストライキ)を行う予定があります。バンダの名目は、マオイストチャンド派リーダーやメンバーの逮捕に対する抗議であるとのことです。
 バンダにおいては、一部交差点や主要幹線道路において、車やバイクによる交通が妨害される可能性があります。過去には車が燃やされたり、投石を受けたりするなど過激化した例も確認されていることに加え、今回のバンダでも警察を標的とする可能性があります。また、今回のバンダは地域が限定されて行われる予定とのことですが、Bagmati地域には首都カトマンズも含まれており、その他の地域への影響も予想されますので、当日は十分注意してください。https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=74228